悪意の有る遺棄①『魔の計画の発動』


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忘れもしない『平成23年2011年平成23年7月2日』

 

先ずは私の実家である杉並区は阿佐ヶ谷の親父(実父)から私のもとに電話が掛かってきた(親父から電話が来るのは決して珍しくは無い)

その親父の話の内容を聞いてみると『たまには俺(父)と卓(弟)と憲(私)の親子3人だけで一緒に飯を食おうよ大事な話が有るから7月2日の日に、お前一人だけで板橋駅に来てな』と・・・具体的な日取りまで決められ話を持ち掛けてきた・・・私は心の中で『大事な話とは一体何だろうか?』とは思いながらも・・・親子3人と会って飯を食う事に何ら疑いも・・・ためらいも無く了承をした。

因みに電車の乗り換えなどは乗り換えをする、その場その場の駅で駅員さんに聞けば何とかだが・・・電車には乗れていたので、長女のお爺ちゃんでもある私の父に『なつき』(なっちゃん)も連れて行くのは毎回、親父も大変、喜ぶので今回も『なつき』を一緒に連れて行こうと当たり前の様に提案し何気に妻に伝えてみたら・・・何だか妻は泡食った様に『7月2日の日だけは、どうしても行けなくて・・幼稚園のお友達の送別会なので私もなつきもあさもお呼ばれされたので、どうしても参加をしなくては成らないので・・・この日は都内には行けないのよね、それに憲ちゃんに大事な話が有るとお父さんから言われている以上・・・一人で行ってきてよ!!』と、やたらと慌てて必死に成って述べてきたのだが・・・既に私は、この時点で騙されている事に全く気付かずに『あさ(次女)も行くのか?なら・・・俺一人で都内に行って親父と卓と飯食って帰って来るは』と返答をした。

結論から述べると、この『千葉県成田市玉造7ー1ー1ー4棟101』プロムナードたる分譲マンションに私は二度と『7月1日』を持ってして永遠に眠る事は無い日と成った訳だ・・・。

して・・・約束の7月2日に板橋駅で親父と弟の卓と合流を果たしサイゼリヤに入った。

他愛の無い日常生活の話から始まった親子3人での対談でしたが・・・相変わらず親父『高野義宗』は高次脳機能障害たる病には全く理解していない様子を尻目に・・・親父が改めて私に向って『大事な話が有るので場所を変えて話そう』と促し意味不明な事を告げてきたので、私は返す刀で『言いたい事が有るならば、この場で何でも言えば良いじゃんよ』と何度、伝えても親父は『ここでは話せない、お前の未来に掛かった重大な話が有って・・・話せる場所は既に用意してあるので俺に付いて来てくれ』と余りにしつこいので『一体何なのか?』と思いながらも私は親父に付いて行った・・・。

その先は新築のワンルームマンションに長いテーブルが一つだけ置いてある・・・後は何も無いガラガラの部屋へと誘導された。

ここで・・・親父は、ようやく全てを語り始め、それと同時に『一枚の紙』を私に差し出してきた。

それは・・・妻の実父『小倉義生』がしたためた文書であり・・・『読んでみてくれ』と親父に促され即座に目を通し読んでみたら・・・それは全てが与太話と作り話と虚構とデタラメな内容の満載で形成されており欺瞞に満ちた単なる『嘘』ばかりが書き記してあった・・・。

余りに酷過ぎる・・・私は驚愕したと同時に唖然とし『俺は間違い無く裏切られた!!』と瞬発的に感じ『脳に稲妻が走った』

文章内容は割愛するが、この紙には『二度と家の敷居を跨がない事』や『我々小倉家と憲ちゃんとは一緒に住む事は絶対に出来ません』や『直子が憲ちゃんにひっぱたかれている』や『なつきとあさは直子が育てて行きます』に挙句の果てには・・・最後の文章には『憲ちゃんの住む場所が決まったら、そこの住所に全ての荷物をお届けします』

と来たもんだ!!

私は即座に親父に向って『何なんだ・・・この作り話は!?こんなん全部真っ赤な嘘だぞ!!俺は既に小倉親子には自賠責保険の3000万円から短期間で400万円は都合良くあしらわれ使われて摂取!!着服されており!!俺の意思無しに直子は通帳やキャッシュカードから勝手に金を降ろされていたのだぞ!!ひっぱたいただ?俺が逆にひっぱたかれていたは!!親父は実の息子の言葉を信じないで小倉親子の言葉だけは信用するのかよ!?それは違うだろ!!』

 と声高に親父には告げたはしたが・・・既に親父は小倉親子によって完璧に篭絡され洗脳されており・・・私の述べる事は何一つ信用しないどころか・・・逆に親父は『小倉さん親子は阿佐ヶ谷の自宅に何度も来ては、お前とは住みたく無いと頼み込んで来ているから諦めて成田の家を出ろ』と言う始末だった(成田で小倉親子と暮らしている知的障害者の息子の私を取り巻く生活状況や環境を全く把握していなく無知さを如実に物語っており・・・遠く都内に住む親父には小倉親子の述べる事だけを全て鵜呑みにしており余りにも悲しき事象であり、その場に居た2歳下の弟の卓も決して兄貴である私の味方では無かった・・・。

『死者に鞭を打つ!!』とは正にこの事であり、私の反証を全く信じないまま・・・立て続けに今度は『実は・・・憲な・・・小倉さん親子が成田から車で来て近くで待機しているんだよ』と告げてきて・・・私は更に驚く!!

早速、親父が義父の小倉義生だか私の妻である高野直子に電話を掛けて・・・数分後に『小倉義生と妻の高野直子』が部屋に入ってきた!!

私は即座に妻に向って『これは一体全体どういう事なのだ!?お前・・・俺の事を嵌めたな?』が私の第一声の声だった・・・。

判断能力の無い知的障害者の流石の私でも、いい加減・・・事の重大さに気付き思ったのが『これは・・・全て出来レースであり・・・親父も卓も完全に騙されていて・・・小倉親子によって完璧に嵌められているな』と私は率直に感じた。

して『三時間』に渡って両家(高野家と小倉家)との対談が始まった。

先ず小倉親子が私に向って条件を提示してきた。

それは『今後どんな事が起こっても、お金は一円も一切求めないから別居や離婚をして下さい』に『子供達とは憲ちゃんの好きな時に会わせるから心配しないで』だった(これは全てその場凌ぎだけの口から出まかせの大嘘だったという事を後に嫌という程知る・・・。)

私は既に嵌められているのではないかと強く思い始めていたので『小倉親子の提示してきた条件』を頑なに拒否続け納得せず・・・それと同時に強い憤りと家族である妻に裏切られた行為に非常に悲しく成ってしまい大泣きをしてしまった・・・。

そして!!私は小倉親子に向って・・・こう告げた『常に声掛けや介助が要する働く事すら不可能な障害者に成ってしまった亭主である家族の事を救うのが本来の姿であり!!それを簡単を放り捨てるなんて人の道から大きく逸脱しているとは思わないのか!?』と泣きながら声高に小倉親子・・・特に高野直子に訴え掛けはしたが・・・非常に素っ気ない何とも思ってない態度であり前言に提示してきた条件の繰り返し同様な事しか述べず・・その姿や、やり取りを見ていた私の実父が私に向ってこう述べてきた『お前にはまだこれから大金(任意保険)が降りてくるので良いではないか!!子供とは母親が一番たるものなんだからお前が育てるのは諦めろ!!なっちゃんあさちゃんとはいつでも会えるので良いではないか!!』たる正に・・・何じゃそりゃ!?たる見解からの到底考えられない物言いであり親父も完璧に小倉親子側に廻って加担している有り様で・・・全く持ってお話しに成らなかった悲しき事象に私はその場で絶句をした。

仮にも私が逆の立場ならば・・・例え障害者抜きにしても人様に御迷惑を掛けたり悪事を働いていないのなら・・・我が子の事を擁護し何が何でも守り通し弁護・保護し代弁者に成るのが親子本来の在るべき姿だだろう。

両家の対談が、にっちもさっちも行かないので私は小倉親子に向って(特に高野直子)何度も何度も念入りに再確認をしてみた『別居なり離婚をしたとしても本当に今後は一切かっさい一円すら俺には金を求めないのだな?』に『本当に俺が好きな時に我が娘達とは会えるのだな?』に『俺が一週間で俺の大切な荷物を全て纏めるまでは自宅に寝泊まりしていて良いのな?』と念を押す様に再確認を繰り返し問いただしても、小倉親子は何度も何度も『約束は絶対に守るから心配はしないで』の一点張りだったので・・・遂に私はその言葉を信じ込んでしまい極めて不服だったが諦めて納得をしてまった(これが大きな過ちであり・・・長い戦いの幕開けだった・・・。)

その途端『私が折れたと見た』事を見逃さない狡猾な『小倉義生』は持参してきたバッグから即座に『承諾書』なる物を出してきて『承諾書にサインをしてくれ』と私に迫ってきた・・・どこまでも計画通りの出来レースぶりには私は驚いたが・・・その承諾書には頑なに拒否をしサインだけはしなかった(今思うと知的障害者ながら、おいそれと簡単にサインをする行為は警戒をしたからなのだろう)

そして、このワンルームマンションから全員で降りたら、成田市から車で来ていた車が既に停めてあったので、成田の自宅に帰ろうと乗車しようとしたら・・・妻の高野直子が私に向ってこう述べてきた『こんな状態では自宅には今日は一緒には居れないから今日だけはホテルに泊まって!!』と大音声で述べてきたので、即座に私は『着替える服すら何も無ければ薬すら持ってねぇ手ぶら状態なんだぞ!!』と声高に返答したら妻は『荷物は持って来ているから!!』と述べ車の後ろの扉を開けてきて・・・私はそれを見てビックリ仰天致した!!

なんと!?私の夏場に着るTシャツや短パンの全てが・・・所狭しとギチギチに大量に積み込まれているではないか!?

驚いた私は妻に『何なんだこれは!?俺が夏場の全荷物を今日本日!!車に乗せて持って来いなんて、お前に頼んだのか?これは完全に綿密な計画通りの出来レースではないか!!』と怒鳴ったところ・・・妻は繰り返し『こんな状態じゃ成田に戻って憲ちゃんと家には居られないじゃん!!御願いだから今日一日だけはホテルに泊まって!!』と強弁してきたので私は極めて不服だったが『その妻の言葉を信じ込んでしまい』その大量の夏場に着る物から『Tシャツ一枚』と『短パン一枚』だけを抜いて手に持った(明日・・・改めて取りに行けば良いかと安易な考えだったのを今でも非常に悔やんでいる)

因みにだが、この車の後ろの扉のを開けられた時に義母である小倉義生の妻の『小倉和子』が後ろを向いて一言も発せずに、ちゃっかり座っていた。

両家の対談には顔を出さずに車の中で待機をしていたのだ(即ち高野憲一を計画通りに嵌めて遺棄した事に対して罪悪感があり私に会わせる顔が無かったのだろう)

そして・・・別れて私は・・・ある重大な事に気が付いた・・・それは普段所持している財布に入れてあった『自宅の鍵』を抜かれている事に気付いた!!

都内に放り捨てて『遺棄』する計画にあたって前夜の12日に私が睡眠薬を飲んで寝ていた隙を見計らって『財布から密かに鍵を抜いていたのだろう』即ち自宅を自由に出入りさせない為に、どこまでも綿密に計画を遂行したのだと私はまざまざと知り得た・・・。

そして・・・この晩はどうしたかと言うと、今でこそ縁を切ったが一番の親友の浅草に在住の『島津陽介』のところに電話をし・・・事の経緯を全て話して打ち明けたら『ホテルなんて即座に探すのは手間取るから、とりあえず浅草に来いよ!!』と手を差し伸べてくれたので私は早速、浅草へと向かった(因みに島津陽介宅には昔っから浅草に遊びに行くと頻繁に泊まってきたという島津陽介の母やお兄さん達とも、いつも私の事を歓迎して下さり非常に仲が良かった)

 

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